川越湯遊ランド(埼玉県川越市新富町)川越の蔵造りの街並みは「小江戸」と称され、都内近郊の町歩きスポットとして幅広い世代に人気だ。散策帰りのひとっ風呂に立ち寄るならば、市街地の一画にある川越湯遊ランドへ。手頃な2時間コースの料金設定もあるが、食事や大衆演劇などを楽しみながら過ごすなら通常入館で。オールナイト営業だから飲み明かしても安心だし、観光やビジネスの宿代わりにするならとてもリーズナブル。もちろん館内5〜7階のホテル三光を利用するもよし。使い方はさまざまだ。

川越湯遊ランド(埼玉県川越市新富町)見上げれば大きなビルだが、エントランスは芝居小屋そのもの。エスカレーターで2階に上がると、正面にフロント。今回は大衆演劇目当てなので、通常料金を支払い、館内着とタオルのセットを受け取る。浴室は同じフロアにあって、休憩スペースや食事処などはこれより上のフロアにある。階段かエレベーターで移動する。平日だからか館内着でうろうろしているおばちゃんが多く、健康ランド特有の庶民的な雰囲気が広がっていた。

公式サイトによれば、浴室エリアの通称を「川越温泉 湯ゆうらんど」というらしい。温泉と名乗っているけれど、これは「光明石天然鉱石温泉」なので、俗に言う人工温泉。檜風呂の炭酸泉がそれだが、堂々と表記してよいのだろうか。その隣のラジウム湯はガラスで囲まれているわけでなく、効果は如何ほどか。ほかに3日替わりのイベント湯、ジャグジー、つぼ湯。広くもなく、とくに魅力的な湯船があるわけでもなく。サウナはガツンとした熱さがあって楽しめたが、女湯にはドライサウナに加えて、日本初という「ナノミストサウナ」もある。

川越湯遊ランド(埼玉県川越市新富町)大衆演劇の夜の部が始まるので3階へ。小江戸座と名付けられた大広間だが、平日とあってか客はまばら。座席指定もでき、熱心な客はかぶりつきで、いまや遅しと開演を待っていた。若い女性もちらほら。訪れた7月の公演は劇団美鳳。演目を失念してしまったが、随所にギャグと下ネタを散りばめた、結局は人情芝居。しばしの休憩をはさんで後半は舞踏ショー。中入りでは座長が挨拶もそこそこにグッズを売り歩くとはやや興ざめ。

仮眠室やリクライニングシートはいずれも有料。繁忙期や朝まで滞在する客ならまだしも、ちょっとひと眠りにも料金が発生するなら躊躇してしまう。

川越湯遊ランド
住所/埼玉県川越市新富町1-9-1 [地図]
電話/049-226-2641
交通/西武新宿線本川越駅より徒歩3分
     東武東上線川越市駅より徒歩8分
     JR川越線川越駅より徒歩12分
料金/(通常入館)大人1,840円、小人920円
      ※館内着・フェイスタオル・バスタオルつき
      ※深夜割増1,250円(26:00以降)
     (2時間コース)大人760円、小人380円
      ※フェイスタオルつき
     (朝風呂コース)大人760円、小人380円
      ※受付5:00〜7:30、チェックアウト10:00
      ※バスタオル・フェイスタオルつき
時間/24時間、年中無休