IMG_0224先発に転向後は交流戦で負けなしの3連勝、6月の月間MVPにもノミネートされた山口俊(#11)。まるで別人のような活躍ぶりに、いままで散々文句を言ってすまない、と詫びるのはまだ早かった。

初回、2回と、ランナーを三塁に置きながらも得点を許さなかった、という点では、抑えの山口とは確かに別人。しかし何度もピンチを招いてしまっては、先発投手として(今日の内容には)疑問符が付く。下位の打者にタイムリーを浴び、さらには微妙な判定(挟殺のまずいプレー)もあり、山口は5回4失点で降板。今日はまったく見せ場なし。

P1030406それに引き換え、日本ハムの大谷翔平は盤石のピッチング。5回に後藤武敏がチーム初ヒットを放つまで、許したランナーはフォアボールのバルディリスのみ。

6回にはグリエルがタイムリーを放ってようやく1点を返し、さらにボテボテのゴロでもう1点を得るが、これは貰ったようなもの。その後も早打ち、天ぷらと、あっけなく時は過ぎていく。

P1030409横浜にとって今日は交流戦での勝ち越しを賭ける重要な一戦。大谷翔平との対決とあって注目度も高かったであろう。しかし終わってみれば、大谷と山口、大谷と横浜打線の力の差は歴然。気持ちを切り替えて明日を戦うしかない。