サウナセンター大泉(東京都台東区下谷)「サウナセンター」という言葉の響きからして古臭さを感じるが、それもそのはず、都内で2番目に古いサウナ施設だという(昭和45年オープン)。稲荷町新大久保にも姉妹店を構えるが、今回は鶯谷の1号店へ。

サウナといえば歓楽街にあるイメージだが、ここは鶯谷駅より徒歩3分。ビジネス街でもなく、マンションや雑居ビルが建ち並ぶような立地。上野駅からも徒歩圏内だから、多少は流れてくる客もいるのだろうか。

サウナセンター大泉(東京都台東区下谷)7階建のビルで、フロントとロッカールームは1階に、浴室は6階にある。ひとまず館内着に着替え、バスタオルとフェイスタオルを持って、エレベーターで移動。浴室手前の通路に棚と貴重品ロッカーあり。

浴室はこじんまりとしており、カランにいたっては7つしかない。平日の昼間とあって客はまばらだし、本来ターゲットにしているであろうサラリーマンの姿は見受けられなかった。この時の年齢層は高めで、サウナと水風呂しか興味がなさそうな客ばかりだったが、それなのにシャンプーなどのアメニティはPOLAの商品というこだわりぶり。

サウナセンター大泉(東京都台東区下谷)サウナ愛好家の間で「ロウリュ」はすっかりおなじみだが、ここでは客自らがサウナストーンにアロマ水をかけ、ロウリュを楽しむことができる(セルフロウリュ)。

熱した十勝岳の石に柄杓1杯の水をかけるだけで、室内には熱気が充満。お世辞にも広いとは言えないサウナ室だが、上段は100℃超、中段は85℃くらい。好みの熱さで楽しめばよいが、たかだか数十センチの差でこんなに温度差があるのかと実感。

スタッフによるロウリュサービスも15時、17時、19時、21時に行われている。大きなウレタンマットで室内の空気を軽く2〜3回入れ換えたあとは、たらい半分のアロマ水をジャーっと。ウレタンマットでこちら側を軽く2〜3回扇ぎ、残りのアロマ水をたらいのままぶち撒けるようバシャーっと。再び扇いでおしまい。

サウナセンター大泉(東京都台東区下谷)キンキンに冷えた水風呂(納得の15℃)で身体を締めるもよし、クールルームで涼むもよし。まだマニアしかご存知ないであろう「ヴィヒタ」が楽しめるのも魅力。白樺の枝葉で身体を叩くことで、清涼感を味わえるというもの。クールルーム内は森林浴の清々しさに満ちている。

サウナ室前には水、氷はもちろん、塩分補給にと食塩も置いている。そういえばサウナ室、クールルームともに室内は腰板代わりに白樺を使用するなど、サウナにかける情熱は並大抵ではない。

サウナセンター大泉(東京都台東区下谷)がっつりとサウナを楽しんだあとは5階の食事処へ。テーブル席と小上がりがあり、雰囲気は街の定食屋。メニューも充実しており、しかも価格設定は良心的。

さらに階段を下りていけばリクライニングシートの休憩室、簡易2段ベッドの仮眠室がある。今回は平日3時間コース(6/30まで限定、1,080円)で訪ねたが、サウナを満喫し、食事処に立ち寄っただけで、あっという間に時間が過ぎてしまった。リクライニングシートで寛ぐ余裕すらなし。素朴な施設ながら、なぜか往復してしまうサウナと水風呂。サウナファンにとっての聖地ここにあり、といった感じだ。

サウナセンター大泉(東京都台東区下谷)





サウナセンター大泉 ※男性専用
住所/東京都台東区下谷2-4-7 [地図]
電話/03-3876-0016
交通/JR山手線鶯谷駅南口より徒歩3分
     東京メトロ日比谷線入谷駅より徒歩3分
料金/1,800円(8時間まで、延長料金1時間ごとに350円)
     ※深夜追加料金1,500円(25:00以降)
時間/24時間、年中無休