横浜×福岡ソフトバンク(横浜スタジアム)横浜×福岡ソフトバンク(横浜スタジアム)横浜×福岡ソフトバンク(横浜スタジアム)

シーズン中における先発ローテの再建などもはや聞き飽きたが、勝ち負けはともかくとして、試合を作れるピッチャーが三浦と藤井の両ベテラン、加えてルーキー三嶋だけとは悲惨な現状。今日のホークス戦はその一翼を担う、エースの三浦が登板。試合開始ギリギリに到着したらすでに内野自由席は立ち見とのことで、仕方なく内野B席で観戦。周囲には吉村裕基のユニフォームを身にまとった観客がちらほら。ところが当の本人はスタメンを外れ、ホークスのライトは中村晃だった。

横浜×福岡ソフトバンク(横浜スタジアム)ホークスの一巡目は無難に9人で仕留めるが、二巡目の4回は先頭の中村に2ベースヒットを許し、さらに送りバントで3塁へ。内川を打席に迎えての息詰まる対決は、三浦が見逃し三振を奪い、俄然盛り上がるスタンド。内川が打席に立つといまだにブーイングが起こり、「裏切り者!」とヤジが飛ぶ。しかしホッとしたのも束の間、4番の松田はショートのわきをするどく抜けるタイムリー。松田なら諦めもつくが、まずは好機を作った中村を褒めるべきか。新天地に移籍したとはいえ、吉村のレギュラー定着は遠いのか。

横浜×福岡ソフトバンク(横浜スタジアム)三浦は6回にも1点を失うが、8回2失点10奪三振と好投を見せた。こんなときに限って打線が援護できないのは、もはやお家芸。ホークス先発の帆足に対してチャンスすら作れず、ようやく巡ってきたチャンスといえば帆足が降板した8回。先頭の代打梶谷がヒットで出塁するも、後続のバットは千賀の速球にひたすら空を切る。これには敵ながらあっぱれと、感心するしかなかった。9回裏には「やけくそチャンテ」の異名を持つライジングテーマが流れる始末。散発4安打で今日はお手上げ。投手戦の締まった試合と言えば聞こえは良いが、敗者の立場からすればつまらない試合。「吉村を出せー!」の声もホークスベンチには届くわけがなく、あちこちから溜め息が聞こえてきた。