横浜×ヤクルト(横浜スタジアム)世間はゴールデンウィーク真っ只中。とはいえ谷間の平日なのに、横浜スタジアムはデイゲーム。中華街などを訪ねる観光客との相乗効果を狙ったそうだが、昨日の観客は1万人を切り、今日もライトスタンドだけが満席。さすがは出不精に定評のあるヤクルトファンだけのことはある。と、そんなヤクルトファンが、雨も降っていないのに傘を振って大騒ぎしていたのは序盤のこと。横浜の先発・小杉(#54)は役目を果たせず、3回を持たずして降板。一方で打つほうもヤクルト先発の赤川を攻略できず、やきもきする展開。

横浜×ヤクルト(横浜スタジアム)そんな赤川も3回には突如としてリズムを崩し、3者連続のフォアボール。ここで内村の犠牲フライで1点を返すのみ。小杉のピンチを菊地が救い、4回からは小林寛(#12)が登板。場内のコールに若干のどよめきがあったが、しっかりと試合を作ってくれた。彼の投球に応えるように、中村紀洋が日米通算2000本安打のソロホームラン。今日はこの1本のみで、日本球界に限ればあと5本となった。金曜日からの中日3連戦で記録到達なるか。谷繁とともに記録達成となれば、互いに古巣相手とあって盛り上がりそうだが。

横浜×ヤクルト(横浜スタジアム)1点を追う展開のまま迎えた7回の攻撃。4月は球団新記録となる月間14本塁打を放ったブランコが、また今日もやってくれた。3試合連続、殊勲の逆転2ランホームラン。8回は中日からの同僚でもあるソーサが盤石の投球を見せ、もう1点2点を加えて楽に試合を締めくくりたいところ。

しかし現実は甘くはない。直後の8回裏は松本が牽制死となり、鶴岡、山崎の連打では欲張りすぎて本塁憤死。9回表は2アウトまでこぎつけたところで、抑えの山口俊が同点タイムリーを許し、土壇場で振り出しに。ここまできたらやけっぱちでサヨナラ勝利を信じて声援を送るが、今日1軍昇格の白崎がプロ初ヒットでチャンスを作れば、打席に立つのは山口俊。しかし自らのバットで勝利を導くことはできず、試合は延長戦に突入。

横浜×ヤクルト(横浜スタジアム)そして4時間を超える試合に終止符を打ったのは、金城のひと振りだった。打球はライトスタンドの歓喜の渦へと飛び込む、サヨナラホームラン! 連夜のお立ち台に、ライトスタンドのファンからは大歓声が上がった。ちなみに勝利投手は山口俊となったわけで、4勝目はチームの勝ち頭。開幕して1ヶ月を消化し、いかに打者に救われているか、この現実をあらためて思い知った。

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写真は試合終了後の2次会、革パン氏の新聞、記録達成の看板はリニューアル。