東京銭湯ナイトvol.8銭湯マニアの祭典とも言うべき「東京銭湯ナイト」が、今年もまた新宿歌舞伎町のロフトプラスワンで行われた。今回は第8回目。

まずは「関東の渋銭湯」と題して、各地から選りすぐりの名銭湯の紹介。銭湯研究の第一人者とも言える町田忍さんは、東京を中心に過去20〜30年以内に廃業してしまった銭湯を。(スマホ撮影のため写りはよくないが雰囲気だけでも)

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群馬伝統銭湯地図2011群馬伝統銭湯大全』の著書でおなじみの抜井さんは群馬県内の4軒。食堂を併設している桐生市の三吉湯は、名物がソースカツ丼680円だとか。さすがに群馬県は渋さを通り越して、笑えるエピソードに満ちている。(写真は帰り際にいただいた「群馬伝統銭湯地図2011」。水に濡れない紙で作ったとか、発想が神すぎる!)

風呂屋の煙突」のナカムラさんは神奈川県を紹介。どこを取り上げるかすごく興味があったのだが、ナカムラさんも辻堂の不動湯がお気に入りと知って嬉しい限り。具体的に名が挙がったのは、仲乃湯(南区)、泉湯(中区)、山下館(中区)、松島館(西区)、第二常盤湯(保土ヶ谷区)、矢部の湯(戸塚区)、常盤湯(横須賀市)、竹の湯(横須賀市)、日の出浴場(横須賀市)、不動湯(藤沢市)、常楽湯(鎌倉市)、御幸湯(川崎区)、龍の湯(川崎区・廃業)。

銭湯温泉サウナ天国」の下北沢つかささんは千葉県と埼玉県を紹介。越谷市の第一御殿湯は、毎週水曜日15時〜19時のみ営業という訪問に困難を要する銭湯だ。

東京銭湯ナイトvol.8休憩をはさんで第2部の落語は、定番の「湯屋番」。遊興亭福し満さんの本職は世田谷美術館の学芸員だというから驚いた。

続いて「乙女湯のたしなみ」のmasamiさんがメインに立っての韓国釜山の銭湯紹介はとても興味深く、さらに知りたいと思ったテーマ。アカスリや美容などのコースもあるが、入浴料自体は300円程度。早朝から営業し、なかには24時間営業もあるとか。浴室のつくりは日本と変わりなく、むしろ豪華できれい。サウナは当たり前で、自動アカスリ機なる装置もあったりするらしい。屋号を含めてハングル表記だが、文字の作りが「レトロ」は男湯で、そうでないほうは女湯。これさえ憶えておけば、まずは大丈夫かもしれない。

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最後は「東京レトロを行く」のオプティオ和田さんによる「体重計」。新旧くらいしか関心を持ったことがなかったが、実にいろいろなメーカーがあって型式もさまざま。和田さんは当然のように「ご存知と思いますが…」と言うが、マニアックすぎて話に付いていけない(笑)

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シブ銭といってもレトロとはちょっと視点の違う魅力があり、時間の都合もあってダイジェスト的ではあったけれど、個人的には楽しいテーマだった。皆さんが神奈川県の銭湯に興味を持って訪ねに来てくれたら嬉しいし、個人的にはたまには県外遠征したいなぁ、と。楽しい時間を過ごせたことを、マニアを極めた出演者の方々に感謝したい。