江川湯(川崎市川崎区江川)神奈川県内に210数軒の銭湯があるうち、江川湯はもっとも東に位置する銭湯だ。だからどうってことはないが、産業道路の外側なのに意外と普通の住宅地だった。じつは労働者の町を想像していたのだが、江川湯を訪れる客はそんな風ではなく、ごく普通の近所の常連客。たまに若者もいるが、身なりからしてさわやかだ。この地域にだいぶ誤解があったというべきか、とはいえ江川湯のすぐ隣にビジネス旅館があるのは地域柄だろう。

江川湯(川崎市川崎区江川)玄関を入るとすぐにフロントがあって、下足箱の鍵とロッカーの鍵を引き換える。フロントの奥にはロビー。外の看板にもあったが、ビールやかき氷などを販売している。

脱衣所はロッカーのほか、洗面台、自販機など。浴室に入るとすぐ右手に水風呂とサウナ、洗い場は左手の境壁にカラン8つと立ちシャワー1つ、室内中央に6-6の島列。そして湯船はL字型で座湯ジャグジー、ボディーマッサージ、バイブラ、電気風呂がひと続きになっている。また、備長炭風呂を謳っており、お湯は炭の入った箱を経て肩口に注がれる。温度計は44℃だが、湯船がゆったりしているせいかさほどは熱くない。

露天風呂も備えている。浴室内が白タイルでまとめているのに対し、露天は石板と竹垣風の塀によって和の趣。日替わり湯はローズとのことで、薔薇の花が袋詰めされて浮かんでいた。椅子も3つ置いてあり、湯ざましがてらのんびり寛ぐもよし。夏場は露天風呂と水風呂の往復が気持ちいい。全体的に「町のオアシス」という言葉がしっくりくる、そんな銭湯だった。

江川湯(神奈川県浴場組合)
江川湯(川崎銭湯どっと混む)

江川湯
住所/川崎市川崎区江川1-6-5 [地図
電話/044-266-1740
交通/京急大師線産業道路駅より徒歩3分
料金/大人450円、中人180円、小人80円
     サウナは別途200円
時間/15:00〜23:30(日曜日は8:00〜11:00も営業)
     毎週月曜日定休



龍の湯龍の湯龍の湯
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