DSC_0123ベイスターズは前半戦を26勝48敗6分で終え、今年も早々に定位置の座をつかむと、そのまま独走中。チームの采配にあれこれ言うつもりはないが、あえて苦言を呈すならキャッチャーの起用法について。

開幕から黒羽根と鶴岡の併用体制が続いているが、試合内容をよく見てみると、スタメンが鶴岡の日は極端に勝率が悪いのだ。
鶴岡10勝19敗3分、黒羽根15勝19敗3分、高城1勝
※途中交代の結果、逆転されたケースも含む

出場時の内容を詳しく分析すると、
鶴岡 59試合 367回 203失点 (120得点)
黒羽根 53試合 324回 115失点 (114得点)
高城 1試合 6回 4得点 0失点
新沼 3試合 3回 0得点 0失点
※試合数は守備機会

つまり、
鶴岡が出場すると1回あたり0.55点を失い、
黒羽根が出場すると1回あたり0.35点を失う計算。

これを1試合平均に換算すると
鶴岡 4.98失点
黒羽根 3.19失点


最近では鶴岡がスタメンの日に大量失点するケースが多いとは思っていたが、これで明らか。80試合を消化してチームは318失点、1試合平均3.975点だが、鶴岡がマスクをかぶるとそれよりさらに1点多く失点する計算なのだ。

ちなみに鶴岡の打率は.208、黒羽根は.132とあって、打つほうでは鶴岡に軍配が上がるが、ここはあえて注目しなかったこととし、後半戦は黒羽根メインでお願いしたい!