富貴の湯(群馬県渋川市川島)渋川より吾妻線でひと駅、金島の駅裏に「富貴の湯」という日帰り温泉施設がある。渋川市といえば伊香保温泉が有名だし、白井温泉こもちの湯(旧子持村温泉センター)など市内には温泉施設が点在しているが、ここ金島温泉も実力じゅうぶん。平成7年の開業で観光客の知名度はいまひとつだが、方角的には中之条からの帰り道、仕上げの湯として立ち寄るのもよいだろう。

富貴の湯(群馬県渋川市川島)玄関先には飲泉所を設けているが、鉄分を多く含んだ泉質、まずさといい、伊香保の湯とよく似ている。浴室はふちをヒノキでつくった内湯と岩風呂風の露天風呂が1つずつ。(どう違うのかはわからないが)男女週替わりとなる。源泉自体は無色透明だが、空気に触れることで変色。黄土色に緑を混ぜたような色をしている。肌が多少つっぱるような感じがしつつも、じんわりとよく温まる。内湯と露天風呂でも飲泉可とあって、身体の内外から温泉を吸収して健康になった気分。そして汗が止まらない。露天風呂では眺望を楽しめないが、のどかな環境にあることは実感できる。

富貴の湯(群馬県渋川市川島)

湯上りは畳敷きの休憩室で。入浴料金400円は安いと思うが、地元で鉄鋼・建材業を営む株式会社ホリグチの福利厚生施設を兼ねており、関連会社社員とその家族は半額。さらには地元住民も半額とあって、この姿勢にも好感が持てる。夕暮れ時だったが賑わっていて当然だろう。わざわざ伊香保に行かずとも、こんなにいい温泉が!さすが群馬県である。

富貴の湯
源泉/金島温泉(ナトリウム・カルシウム−塩化物泉)
住所/群馬県渋川市金島99-1 [地図
電話/0279-23-0001
交通/JR吾妻線金島駅より徒歩5分
     関越自動車道渋川伊香保ICより県道35号線経由で約7.4km
料金/大人400円、小人200円(2時間以内。1時間延長につき追加100円)
時間/10:00〜21:30
     毎月15日定休(土日祝日の場合は翌日)