横浜×千葉ロッテ(ファーム・相模原球場)先週の海老名、昨日の平塚と主催の県内遠征をいずれも雨で流し、今日の相模原も危うかったが、前日までの予報とはうって変わり蒸し暑さも。サーティーフォー相模原球場では、青山学院の学生が相模原祭(10/6-7)のPRに駆けつけていたが、まだ4ヶ月も先の話ではないか!写真の環境戦隊エコレンジャーも、せっかくならスタンド内のゴミの回収でもすればよかったのに。とにかく2,000円というぼったくり入場料に、着いて早々イラッとしたのであった(追浜や平塚は1,000円)。

横浜×千葉ロッテ(ファーム・相模原球場)今日のロッテ戦の先発を託されたのは、隣町座間市出身の3年目、安斉雄虎(#48)。3回は伊志嶺を四球で歩かせると、高浜にはエンドランを警戒したか、キャッチャー高城のミットをはじく大暴投。結局は高浜にも四球を与え、4番細谷のタイムリーで先制を許す。対するロッテの先発はプロ19年目の小野晋吾だったが、4回以降は両チームとも継投による投手戦。この試合は横浜が6人、ロッテが5人の投手を費やすのであった。

横浜×千葉ロッテ(ファーム・相模原球場)横浜は6回に高城がようやくチーム初ヒット。乙坂がきっちり送り、代打の井手正太郎は結果を残せなかったが、ここからピッチャーの山本一徳は桑原、内藤に連続死球。満塁の場面で登板した秋親はここで後藤武敏にぶつけ、なんと3連続死球による押し出しで同点に。横浜に何か恨みでもあるのですか!いいぞもっとやれ!と思ったが、北が三振してこの回は同点止まり。これまでの投手戦から一変、愉快な試合展開だ。

横浜×千葉ロッテ(ファーム・相模原球場)8回には山室から井手正太郎がレフトにソロHRを放って勝ち越し。桑原がヒットで出塁し、後藤のライトオーバーのタイムリー2ベースでさらに1点を加えると、パスボール、四球、盗塁と横浜にはいい流れが。山崎のショートゴロの間にもう1点。この回に計3点で試合を決定づけた。イニング跨ぎの福山は最後に連打をくらうも、角をレフトフライに打ちとって試合終了。得点シーンばかりに目を向けてしまうが、中盤にヒットを1本も許さなかった小林公太、高崎、小林寛のリレーは見事だった。

横浜×千葉ロッテ(ファーム・相模原球場)横浜×千葉ロッテ(ファーム・相模原球場)
ヒーローは決勝ホームランの井手正太郎。インタビュアーもおらず完全セルフ方式。
相模原球場の観客は1,112名だった。