全国大学野球選手権に向けて、いま各地ではリーグ戦が行われている。東京六大学や東都の人気は言うまでもないが、個人的な注目はわが母校・東海大の所属する首都大学リーグ。すでに他大学を圧倒して優勝を決めており、最終日の今日は平塚球場での帝京大戦。勝てば全勝での完全優勝だ。

神宮球場での大学選手権は過去2回観戦したことがあるが、ことリーグ戦となると学生時代までさかのぼる。しかも懐かしの川崎球場にて。当時も現役学生の応援は少なかったが、それはいまも変わらないようだ。大事な一戦、しかも地元平塚球場だというのに。

帝京大学×東海大学(首都リーグ)帝京大学×東海大学(首都リーグ)
帝京大学×東海大学(首都リーグ)帝京大学×東海大学(首都リーグ)

試合は帝京大先発・加美山の立ち上がりを捉えきれずにいたが、3回裏はフォアボールで出塁したランナーが内野ゴロで進塁、さらに盗塁を仕掛け、キャッチャーからの悪送球で東海大が先制。しかしこの時点でノーヒット。ようやく攻撃の糸口をつかみ始めたのは5回裏だった。2本のヒットでランナー1-3塁のチャンスをつかむが、内野ゴロの三本間狭殺と三振により得点ならず。しかし7回裏には3本の長打で2点を奪い、加美山をマウンドから引きずり下ろすと、8回裏には3番手西村からタイムリーと内野ゴロでさらに2点を追加。中盤以降は東海大の打撃力をいかんなく発揮し、投げては先発・猿川拓が9回を被安打3の無失点に抑える好投。まさに有終の美を飾るに相応しい好試合だった。

帝京大学|000 000 000 |0
東海大学|001 000 22x |5

帝京大学×東海大学(首都リーグ)帝京大学×東海大学(首都リーグ)

全国大学野球選手権は6/12〜17の日程で、神宮球場と東京ドームで行われる。組み合わせも順次決まっており、首都リーグの覇者・東海大は大会3日目6/14の第2試合にて、東日本国際大(南東北)と旭川大(北海道)の勝者との対戦。詳細は全日本大学野球連盟の公式サイトにて。


東海大学の応援:チャンス〜得点シーン



平塚球場第1試合の日体大×大東大の試合は、日体大が負ければ2部優勝の桜美林大との入れ替え戦、大東大が負ければ日体大とのプレーオフへ。いずれにしても両校負けられない対決となった。逆転に次ぐ逆転で大東大が勝利した。入れ替え戦は6/2〜3にサーティーフォー相模原球場にて。

大東文化大学×日本体育大学(首都リーグ)大東文化大学×日本体育大学(首都リーグ)
大東文化大学×日本体育大学(首都リーグ)大東文化大学×日本体育大学(首都リーグ)

大東文化大学|001 100 020|4
日本体育大学|000 100 200|3


日本体育大学の応援:逆転シーン