横浜×巨人(ファーム・平塚球場)横浜×巨人(ファーム・平塚球場)横浜×巨人(ファーム・平塚球場)

平塚球場は駐車場に入るまでに車が列をなし、さらには入場券売り場にも行列ができるなど、普段はありえない光景。さすがゴールデンウィーク、さすが2軍とはいえ巨人戦。オレンジのハッピに身を包んだ熱心なファンもいて、選手1人1人に声援を送っていた。田中大二郎の先制タイムリーもあり、中盤までは巨人優勢の展開だったから、かなり楽しめたのではないだろうか。横浜先発の小杉(#54)は調子がいまひとつだったが、ダブルスチールやディレイドスチールといった巨人の奇襲策がことごとく失敗したことに助けられた感もあり。

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)熱心な巨人ファン。右)横浜側は横になって寝る人も。楽しい休日だ。

イニング間には観客からのメッセージが読み上げられるのだが、ちびっ子からサラサーには「ホームランを打ってチームを活気づけてください」。純粋なのか皮肉なのか、後者だとしたら親が書いたに違いない。出囃子のラテンの陽気なリズムがいつも空しく聞こえるが、大トンネルをやらかしたあと目が覚めたか、ようやくいいところを見せてくれた。

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打席に立つサラサー。三振してがっかりするサラサー。守備に就くサラサー。

6回裏、先頭の桑原将志が送球エラーで2塁へ。吉村のヒットで桑原は3塁を大きく回ったところでストップ。そこにサードへの悪送球。労せずして同点とし、打席にはサラサー。いつもなら三振かてんぷらだが、ここで飛び出したのは勝ち越しのタイムリー。ホームランには距離が足りなすぎだが、値千金、サラサーの笑顔をここ平塚で見れるとは。巨人先発の金刃をKOし、代わった田原からは井手、高城が連続のタイムリー。一挙4点を奪って試合をひっくり返した。

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小杉は7回2/3を投げて被安打8失点1という内容。林が1/3を投げ、9回は牛田が締めて逃げ切り成功。サラサーは4打数1安打1打点でエラー1つ。差し引きするとまだまだ物足りないが、今日は勝ち越しタイムリーの活躍もあったし、平塚球場は普段のほぼ倍の1582名も集まったことだし、まぁ良しとしよう。ヒーローインタビューは井手と高城。聞き手はレディオ湘南のDJ GABUさん。なぜサラサーじゃないんだ、なぜ地元のFM湘南ナパサじゃないんだという疑問もあるが、そこには大人の事情があるのだろう。

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個人的に注目していた東海大相模出身の田中大二郎と大田泰示

明日の巨人戦は小田原球場にて。試合開始は13:00。