海老名 都の湯(海老名市門沢橋)神奈川県の県央地区ではひさしぶりとなる大型スーパー銭湯が、今日9/1にオープンした。その名も「海老名 都の湯」。

木造平屋建では県内最大級の面積約1,400屬鮓悗襪箸いΑまた、岩盤浴や県央地区では初となるロウリュを導入した。規模や設備はさることながら、県央地区にとって温浴施設の誕生は待ち望まれていたのではないだろうか。

厚木市と海老名市の双方からアクセスしやすい場所だし(戸沢橋の渋滞にはたまに辟易するが)、ローカル線とはいえ門沢橋駅から徒歩で訪れることもできる。地域人口や周辺施設の立地(東名厚木健康センターを除けば、いずれも10km程度離れている)を考えれば、他施設とはあまり競合しないものと言える。

海老名 都の湯(海老名市門沢橋)建物はコの字に建っており、正面から見れば切妻屋根が2棟並んでいるように見える。県道からは引っ込んで建っているため、大看板と進入路に立つ幟が目印。背後では圏央道の開通に向け、高架橋の工事が着々と進められている。門沢橋駅からは一本道だが、個人商店がまばらにあるのみで、典型的な田舎の街道筋といった雰囲気。そういった意味で考えれば、都の湯は典型的な郊外型スーパー銭湯だと言える。

海老名 都の湯(海老名市門沢橋)オープン初日とあって、夕方訪れたときはフロントがごった返していた。招待客のみのプレオープンを経験しているとはいえ、スタッフはまだ不慣れな様子。入浴料や館内の飲食、マッサージなどはリストバンドによって退館時に精算する。フロントでは下足箱の鍵と引き換えにリストバンドを受け取るが、脱衣所のロッカーは好きな場所を使用する。岩盤浴の利用する際は、フロントで岩盤浴着・タオルセット・ミネラルウォーターがセットになったバッグを受け取る。これとは別に館内着も用意されているが、とくに専用の休憩スペースが設けられているわけではない。受付の方いわく「ご自分が動きやすいということです」と。これら館内の利用方法について、混雑時だが丁寧に説明するスタッフもいれば、そうでないスタッフも。ちなみに館内着を利用している客を見かけることはなかった。

海老名 都の湯(海老名市門沢橋)食事処と畳敷き休憩室(これらは廊下をはさんでいる)を通過し、いちばん奥は左右振り分けで男女脱衣所〜浴室。真ん中の入口は岩盤浴。

内風呂のメインは14帖ほどの大きさの湯船(平湯)。循環式でオーバーフロー掛け流し。露天風呂側に大きく窓を設けており、暑い日に開け放てば気持ちのよい風が吹き抜けるのではないだろうか。露天スペースと出入口を別にして、外気浴デッキ(寝ころびエリア)を設けているが、一本丸太の枕では実質2人しか利用できない。遠赤外線のサウナは15帖ほどの広さ。夜のロウリュは大盛況で、「サウナ好きの皆さんのために温度を上げた」とのこと。オリジナルブレンドのアロマオイルを使用し、スタッフの方が大きな団扇やバスタオルで煽いでくれる。たっぷりと汗をかくことができたが、水風呂は冷たすぎるかも。

海老名都の湯パンフレット

露天スペースには、平湯と窓を背にする配置で電気風呂(4人分)。刺激が弱く一定圧ではないため電気風呂嫌いの人でも試してみる価値はあり。なぜジャグジーにしなかったか疑問だったが、電気風呂から岩風呂へと直接繋がっているため、お湯に流れをつけたくなかったからだろう。岩風呂は浅め、さらに浅めの2段式で、じゅうぶんな広さがある。そして陶器風呂が7つ。陶器風呂からあふれたお湯は足湯につながっており、小川に見立てているような格好。誰も利用していなかったので、申し訳ないが足湯だとは思わなかった。

さらに4.5帖ほどの大きさでイベント湯があり、今日は日本酒風呂だった。においがつーんと漂い、ぬるめだがしっかりと温まる。湯船につかりながらテレビが見れるのもいい。使用する浴剤の周期はわからないが、この湯船がいちばん人気だと言えるだろう。今後は色付きのお湯や人工温泉などにも期待したい。

海老名都の湯パンフレット岩盤浴は大空間に20人弱のスペースが設けられている。月替わりのアロマセラピーとのことで、今月は「秋の香り」だったか。室内には何かBGMを流せばよいのに、と思う。どこからか聞こえてくる機械音が気になった。休憩はここでも外気浴デッキを利用するが、せめてベンチを用意してほしかった。そして雨が降ったらどうするのか。岩盤浴は温浴施設で競争の激しい設備だから、差別化を図るためにも、もうひと工夫ほしいところ。

なお、10月から「岩盤ヨガ」を開始するという。会員3,000円・一般3,500円、水曜・金曜の1日2回開催で、1回あたり60〜70分。温浴施設の新たな試みとして、女性客を中心に注目が集まるのではないだろうか。

海老名 都の湯(海老名市門沢橋)食事は品数、ボリュームともに少なく感じたので、今後に期待したい。オープン初日の今日は平日でもあったから、夜になっても想像していたよりは混雑しなかった。これから客足が定着するか否かは、ソフト面の充実に試されるような気がする。どんなサービスやイベントが繰り広げられるのか、そういった点では今後が楽しみな施設である。


海老名 都の湯(海老名市門沢橋)海老名 都の湯(海老名市門沢橋)

海老名 都の湯
住所/海老名市門沢橋2-26-1 [地図
電話/046-239-1126
交通/JR相模線門沢橋駅より徒歩7分
   国道129号線「戸田」交差点より県道22号線で約1.1km
   ※無料駐車場180台分あり
料金/(平日)大人800円、小人400円
   (休日)大人900円、小人400円
   ※会員割引あり。大人:平日750円、休日850円
   ※小人は12歳以下
   岩盤浴は別途500円
   館内着利用の場合は別途300円
時間/10:00〜24:00、年中無休


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(追記-2013/2/7)
ロウリュは現在、下記の時間に開催。
月曜日〜木曜日は、男性15:00と19:00、女性15:30と19:30
金曜日と土曜日は、男性15:00と21:00、女性15:30と21:30
日曜日と祝日は、男性13:00と19:00、女性13:30と19:30
なお、1日3回開催や4回開催の日もあるので、詳細はホームページのイベントカレンダーにて。