静岡県三島市で温泉というと、鉄分を含んだ鉱泉の竹倉温泉、そして日帰り施設の極楽湯三島店と今回ご紹介する湯郷三島温泉の2か所のみ。箱根や中伊豆の玄関口でもあるし、沼津や函南を含めれば日帰り施設の選択肢も広がってくる。

湯郷三島温泉(静岡県三島市徳倉)さて、湯郷三島温泉は三島市の北東郊外、三島カントリークラブの敷地内にある。クラブハウスに隣接し、駐車場を共有。カートが目の前を横切るような環境だ。もとはゴルフ場の付属施設で「三島温泉会館」と言ったらしいが、いまはそれぞれが別の会社によって運営されている。温泉施設は関東を中心に6店舗を展開する湯郷温泉グループによる。建物はコンクリート打ちっ放しの3階建。意外と大きいというのが第一印象で、外観にもうちょっと飾り気があっても良いのにとも思う。1階はフロントとロビー、食事処、土産物コーナーなど。2階は畳敷き休憩室(兼食事処)と個室など。3階は浴室。階段を昇り降りするのだが、赤いカーペットが色褪せていたりして、こんなところにも年季が感じられる。

湯郷三島温泉(静岡県三島市徳倉)浴室は「駿河の湯」「富士の湯」が男女週替わり。訪れた日は男湯が駿河の湯だった。左右対称のつくりで、どちらも内湯・露店ともに富士山を真正面に遠望するが、駿河の湯では加えて駿河湾をも遠望する。(写真は2階休憩室から。この日はちょっと霞んでいた)

内湯は駐車場側に約6帖の湯船を設けているため、ガラスの下半分は目隠し加工されている。浴室に入った瞬間には「いい眺めだ」と一瞬感動するのであるが。こうした施設ってマジックミラーにすることはできないのか、といつも思う。湯船からは(水風呂からも)大量のお湯が掛け流し。循環処理かつ若干塩素臭いのが残念だが、ホームページやチラシによれば「三島で唯一の100%天然温泉」だという。ちなみに地下1,200mから湧出している。サウナは意外と熱め。洗い場のカランの数は少ない。

露天風呂はL字型で約6帖の大きさか。先述の通り、露天風呂は富士山と駿河湾に向いているが、フェンスと植栽によって、お湯に浸かりながらでは眺めることができない。ベンチは1コだけ。内湯と温度差をつけて、もうちょっと温くしてくれると良いのだが。高台にあるので、ここから眺める夜景も良さそうだ。昼間よりもスケール感があるのではないだろうか。市街地からはちょっと離れているが、そのぶんリゾート感を楽しめるかも。平日18時以降だと料金が割安になることも見逃せない。

湯郷三島温泉
源泉/三島カントリークラブ温泉(単純温泉)
住所/静岡県三島市徳倉1195(三島CC内) [地図
電話/055-988-0600
交通/県道21号線(日大通り)「芙蓉台入口」交差点より約4.5km
     JR三島駅北口より無料送迎バスあり(1日2往復)
料金/(平日)大人700円、子供350円
     ※18:00以降は大人500円、子供250円
     (休日)大人700円、子供350円
     ※3時間以内。延長は1時間につき大人100円、子供50円
     ※大人は中学生以上、子供は3歳以上
     ※家族風呂は1時間1,050円
時間/10:00〜22:00、年中無休


竹倉温泉については下記で。
みなくち荘(静岡県三島市竹倉)