鶴の湯(東京都世田谷区豪徳寺)豪徳寺と聞いて「Let's豪徳寺」を連想するのは古い人間なのかもしれないが、個人的には世田谷線の乗り換え以外で豪徳寺駅を降りるのは初めて。豪徳寺商店街は別名「豪徳寺たまにゃん通り商店街」といい、豪徳寺に向かう狭い通りには個人商店が軒をつらねている。日が暮れるにはまだ早い時間だからか、買い物客はまばら。対照的に招き猫のご利益なのか、「鶴の湯」には口開けから詰め掛けたと思われる客によって、半数以上のカランが埋まっていた。

鶴の湯(東京都世田谷区豪徳寺)通りからは引っ込んで店を構えているが、間近で見ると瓦屋根の堂々とした佇まい。コインランドリーを併設している。かつては番台だったのだろうが、現在はフロント式。奥には小さなロビーを設けている。折上格天井の脱衣所にはロッカーを3か所に分けて配置。フロント化した弊害か、洗面台の使い勝手が悪かったけど、それは仕方がないか。

浴室は手前に洗い場、奥に湯船を設けているが、外に面した側は0.75間分(?)を建て増ししているようだ。カランは女湯との境側から7、6-6、片側のみ6、増築部分には立ちシャワーのみ4つ。湯船は深湯、浅湯ともに丸く囲ったボディジェットが1基ずつ。さらに「うきうき風呂」と称した寝湯のバイブラ湯。増築部分には1段上がって薬湯がある。なぜ段差をつけているのかは謎。そして日替わりなのか否か、何の入浴剤なのかはわからなかったが、訪れた日には袋詰めされた薬草が浮いていた。色は薄かったが、ほんのり実母散系のにおいがした。

ペンキ絵は西伊豆堂ヶ島? 裏は世田谷線が走っており、電車の音が時おり聞こえてくる。湯船の温度計は40℃を指していたが、このくらいの熱さだと汗がいつまでも引かない。駅に近くて便利なんだけど、汗が引くまで電車をやり過ごしたりして、まったくあべこべ。夏の銭湯めぐりで苦労するのは、湯上りの「汗」問題だったりする。

鶴の湯(東京都浴場組合)

鶴の湯
住所/東京都世田谷区豪徳寺1-23-20 [地図
電話/03-3426-2360
交通/小田急線豪徳寺駅より徒歩2分
    東急世田谷線山下駅より徒歩3分
料金/大人450円、中人180円、小人80円
時間/15:00〜24:00、毎週金曜日定休

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