野沢温泉の発見には諸説あるが、その中には奈良時代に行基によって発見されたという説も。江戸時代には飯山藩主の松平氏が惣湯(大湯)に浴舎を建て、一般の人々にも湯治を許可したという。源泉は30以上あり、野沢菜を茹で上げる「麻釜」(おがま)はその代表格。共同浴場によっては洗濯場を併設しているところも。温泉は入浴だけでなく、地元住民の生活にも密接している。

麻釜(野沢温泉)

野沢温泉といえば「外湯めぐり」。温泉街に点在する13ヶ所の外湯(共同浴場)は、いずれも寸志で利用することができる。地元住民(湯仲間)が維持・管理する施設なので、共同浴場のマナーはしっかり守りましょう。

大湯(野沢温泉)大湯
野沢温泉のシンボルとも言える外湯で、温泉街の中心部にある。源泉は大湯。湯船は高温と超高温の2つある。含硫黄−ナトリウム・カルシウム−硫酸塩泉。


河原湯(野沢温泉)河原湯
もとは渓流沿いの窪地にあったことから「河原湯」の名が付いたという。大湯のすぐ近くにある。源泉は河原湯で、泉質は単純硫黄泉。


滝の湯(野沢温泉)滝の湯
温泉街の外れ、高台に立地。源泉は滝の湯で、単純硫黄泉。



十王堂の湯(野沢温泉)十王堂の湯(野沢温泉)十王堂の湯
閻魔堂の近くにある。1階は女湯、2階は男湯。源泉は大釜混合。


松葉の湯松葉の湯(野沢温泉)松葉の湯
松葉民宿街にある。1階は公衆トイレ、2階に共同浴場。源泉は大釜。


秋葉の湯(野沢温泉)秋葉の湯(野沢温泉)秋葉の湯
秋葉神社の近くにある。源泉は大釜。



新田の湯(野沢温泉)新田の湯
新田駐車場、西宮神社の近くにある。源泉は茹釜と下釜の混合。



中尾の湯(野沢温泉)中尾の湯
温泉街のいちばん手前にあり、13ヶ所の外湯のうち建物はいちばん大きい。湯船も2つある。源泉は茹釜と下釜の混合。


横落の湯横落の湯
横落交差点角の民宿組合事務所地下にある。源泉は茹釜と下釜の混合。



麻釜湯(野沢温泉)麻釜湯
観光協会事務所から麻釜に抜ける通り沿いにある。「あさがまのゆ」と読む。源泉は下釜。



真湯(野沢温泉)真湯
つつじ山公園の入口、野沢グランドホテルの近くにある。源泉は真湯で、単純硫黄泉。やや白濁したお湯に黒い湯の花。ここの泉質をNo.1と評価する声が高い。


上寺湯上寺湯
河原湯や麻釜の湯から西に歩いたところにある。熊の手洗湯の手前で、近くには洗濯場がある。源泉は丸釜。



熊の手洗湯熊の手洗湯
源泉:熊の手洗い湯
熊が傷を癒したという伝説からこの名が付いた。源泉は熊の手洗湯で単純硫黄泉。野沢唯一のぬる湯で40.2℃とあるが、実際はもっと熱かった。湯船は2つあって、もう一方では麻釜源泉を使用している。

野沢温泉観光協会
グーグルマップ(野沢温泉の共同浴場)

野沢温泉の共同浴場
住所/長野県下高井郡野沢温泉村 [地図
電話/0269-85-3155(野沢温泉観光協会)
交通/JR飯山線戸狩野沢温泉駅よりバス20分
     上信越道豊田中野ICより国道117号線経由で約25分
     ※温泉街に3ヶ所の村営駐車場あり(⇒詳細
料金/寸志
時間/(4月〜11月)5:00〜23:00、(12月〜3月)6:00〜23:00

⇒2007年6月の記事