朝日湯(横浜市西区中央)朝日湯は、京急戸部駅と相鉄西横浜駅のちょうど中間に位置する。国道1号線の南側で並行する4本目の路地に面し、西前小学校の目と鼻の先。マンションと戸建住宅が混在する地域で、以前ご紹介した萬歳湯(⇒記事)とは300mほどしか離れていない。それぞれに固定客がついているのだろうけど、至近距離に2軒も銭湯があるとはうらやましい話だ。玄関先には町内会館の利用状況を示す掲示板。小さいながらもコインランドリーを併設している。

おやじさんは番台から下りて、tvkのベイスターズ中継を観ていた。それだけで個人的高感度アップだが、横浜市内の銭湯ではたまにある光景。脱衣所にはほかにおじいさんしかおらず、僕に「今日は巨人はどうなの?」と聞いてくるが、すべての試合をチェックしているわけではないので(苦笑)。ロッカーを壁側と室内中央、さらには番台脇にも配置し、玄関扉からの視線を隠している。ジュースのショーケース、洗面台、壁に据え付けの扇風機など、レトロ銭湯らしい設備。女性側の脱衣所には和太鼓があり、教室が開催されているそうだ。

朝日湯(横浜市西区中央)こじんまりとした浴室で、カランは女湯との境壁側から6、5-5、4+立ちシャワー1という配列。島列にはシャワーも鏡もない。湯船は大きい方が浅湯のジャグジー、小さい方が深湯のバイブラ湯(日替わり薬湯で、この日は「じっこう」)。最初は浅湯につかったのだが、相客が水を全開にして埋めていたので温度計は46℃を指していた。個人的にはこのくらいの熱めが銭湯らしくて好きだが、続いて入った深湯も同じくらいの温度。すると傍にいた客が「水で埋めたほうがいいよ」「熱くてしょうがないよ」と。浴場組合のホームページでは「湯船は熱めになっております」とあるが、客にとっては堪らない熱さのようだ。しかし、湯船のお湯はどんどん熱くなってきて、浅湯ではついに48℃まで上昇。これは確かに熱い。

背景画は故早川利光氏による見附島。H13年の作品とは思えないほど状態がよい。あらためて写真で見ると、湯船のタイルには年季が感じられる。町の銭湯の素朴さが味わえて、いい雰囲気だと思う。

朝日湯(横浜市浴場組合)
朝日湯(横浜市浴場協同組合)

朝日湯
住所/横浜市西区中央2-44-6 [地図
電話/045-321-5472
交通/京急戸部駅より徒歩9分
     相鉄西横浜駅より徒歩9分、平沼橋駅より徒歩10分
料金/大人450円、中人180円、小人80円
時間/13:00〜23:00、不定休