読売巨人軍×横浜ベイスターズ(東京ドーム)これまでの東京ドームの日程は週末に組まれていたこともあり、今年は今日がドーム初観戦。手頃な料金の2階席でまったり観るのもいいかなぁ、と思っていたのだが、指定席券はすべて売り切れ。到着したのが17時過ぎで遅すぎたということもあろうが、まだまだ優勝を狙えるチームはファンも熱心というべきか。「暇だからハマスタ行くか〜」という感覚ではダメなんだな、やっぱり。仕方なく立ち見券を買うが、もともとビジターファンはレフトの狭い一画しか割り当てがないため、応援団の後ろなどはすでに人がいっぱい。内野寄りに場所を確保するが、当然目の前の座席は巨人ファン。試合が進むにつれて立ち見エリアも巨人ファンでごった返し、まったく肩身の狭いことったら!

読売巨人軍×横浜ベイスターズ(東京ドーム)横浜の先発はルーキーの加賀(#16)。規定投球回に到達しているにもかかわらず、これまで3勝9敗。先発の役目をじゅうぶん果たしているのだが、打線の援護に恵まないのは悲運というべきか。今日は内海と互角に投げ合うも、4回裏2アウトからの4連打で2点を先制される。さらに5回裏は先頭の坂本にソロHR、6回裏も先頭の高橋由伸にソロHR。一発は仕方がないとしても、4回裏は2死だけで打順は下位に回っているのだから、間を取ったり満塁策を執るなどの工夫がなぜできなかったか…。加賀は結局6回を投げて降板するが、そのあと7回8回の投手リレーはいったい何だったんだろうか? 江尻(1/3)-高宮(1/3)-弥太郎(1/3)-加藤(1/3)-福田(2/3)。5人つぎ込んで1回1失点ずつ。誰一人としてパッとしない。

読売巨人軍×横浜ベイスターズ(東京ドーム)この試合のバカさ加減を象徴するシーンといえば、8回裏の巨人の攻撃。先頭の脇谷を四球で出塁させ、つづく内海は送りバントを試みる。一度はファールとなるが、その直後に脇谷が盗塁。内海はバントを手堅く成功させ、ランナーの脇谷は3塁へ。そして坂本はタイムリー。ベイスターズができない野球がここに凝縮されているではないか!

最後に1点くらい取ってくれと祈るも、村田お得意のショートゴロゲッツーであっさり2アウト。しかしここからの連打で2得点し、内海の完封をすんでの所で阻止。そしてマウンドから引き摺り下ろすが、いかんせん反撃が遅すぎた。満塁の場面だが内川が凡退して試合終了。今日も加賀に黒星が付いてしまった。3勝10敗、防御率3.33。ベイスターズじゃなかったら勝ち負けが逆転していてもおかしくない。ファンが申し訳なく思うんだから、打撃陣は頭下げて詫びてもいいくらい。いいかげん根性見せろや!

読売巨人軍×横浜ベイスターズ(東京ドーム)読売巨人軍×横浜ベイスターズ(東京ドーム)読売巨人軍×横浜ベイスターズ(東京ドーム)

おーい内海!復調したとか勘違いするなよ。今日の相手は横浜なんだからな!
阪神は中日に2連敗し、巨人と2位が入れ替わり。優勝争いも面白くなってきたわー。所詮他人事だけどね。