丸子温泉(川崎市中原区新丸子町)丸子温泉(川崎市中原区新丸子町)丸子温泉は東横線新丸子駅から至近距離にある銭湯。しかも地下160mから湧出する鉱泉を使用した温泉銭湯だ。3階建の大きな建物で、駅からの目印は道端に積み上げられた廃材。北側にまわると入口があり、屋号の染め抜かれた暖簾をくぐる。ビル銭湯で番台というのは意外な感じもするが、建物の規模に比例して脱衣所も広い。島ロッカー2つのほか、流し、ベンチ、旧式のマッサージチェアなどが並び、ジュースは明治ブリックの自販機。

浴室にはカランが壁際に7、島式で7-7、5-5の2列。もう一方の壁際にカランはなく、窓から明るい光が差し込む。すべてに固定式シャワーが付いており、ほかに立ちシャワーも1人分ある。浴室全体は白または水色のタイル張りで、湯船側だけ葡萄の絵柄。ビル銭湯なので天井は低めだが、緩い傾斜がついている。

温泉を沸かした湯船と、温泉ではない湯船の2つがあり、全体として大きなL字型をなしている。温泉でない方の湯船はジャグジー、ボディジェット、バイブラの設備あり。この湯船がほどほどの湯温であるのに対し、温泉の湯船は46℃と熱め。黒褐色のお湯は透明度5cmくらいで、タイルも黒ずんでより渋みを増している。さらっとしているが、わずかにぬるぬる感もある。湯船は浅めと深めに分かれており、深いほうの湯船には勢いよくお湯が注がれており、そしてあふれていく。温泉は大正末期に湧出したが、丸子温泉の開業は昭和20年だという。

平日の夕方に訪れたが、客は7〜8人ほど。新丸子駅の隣の武蔵小杉駅からも8分ほどの距離なので、地元客はもちろん、沿線に通勤している人ならば会社帰りにも気軽に立ち寄れる立地。丸子温泉の近所にはマンションが建ち並び、銭湯があること自体が意外な感じもするが、温泉が楽しめる銭湯として利用価値は高い。

丸子温泉(神奈川県浴場組合)
丸子温泉(川崎銭湯どっと混む)
丸子温泉(東急東横線新丸子駅西口どおり新栄会)

丸子温泉
源泉/川崎温泉(ナトリウム−炭酸水素塩冷鉱泉)
住所/川崎市中原区新丸子町675 [地図
電話/044-711-3378
交通/東急東横線新丸子駅より徒歩3分
料金/大人450円、中人180円、小人80円
時間/11:00〜22:30、毎週金曜日定休