ユネッサン(箱根町二ノ平)♪箱根に行こうよ、水着で温泉、父さん母さん兄さん姉さんユネッサン〜

箱根小涌園ユネッサンは、2001年1月1日にオープンした日本有数の温泉テーマパーク。オープン当時のCMメロディーは、神奈川県民ならみんな口ずさめるはず。水着ゾーンの「ユネッサン」と裸ゾーンの「森の湯」から成り、約14万屬箸い広大な敷地に個性的な湯船の数々が点在する。子供づれやカップルにはおすすめの施設で、朝から丸1日満喫できるし、隣接するホテル小涌園、B&Bパンシオン箱根、ユネッサンイン(旧ニューペガサスイン)で宿泊して楽しむのも良いだろう。

ユネッサン(箱根町二ノ平)ユネッサンの建物は5階建で、路線バスで訪れると1階のロビーから入館するが、車だと3階のショッピングモールより入館する。フロントがあるのは4階で、4階と5階にロッカー室、隣接する宿泊施設のうちユネッサンインだけは5階の渡り廊下で通じている。平面的に広大であることに加え、山の地形であるため立体的にも複雑な構造で、案内図なしではどこをどう行けば良いのかわからない。入館したらリストバンドと館内着、タオルを受け取り、ロッカー室へ。リストバンドはロッカーキーを兼ねており、館内での飲食はもちろん、自販機でジュースを買ったり、マッサージなどの利用もすべてリストバンドでの精算となる。ロッカー室では水着に着替え、その上に館内着を羽織ったら、バスタオルを持って、4階の時計広場へ。水着ゾーンのユネッサンはここが入口だ。

ユネッサン(箱根町二ノ平)ユネッサンは一部2層構造の巨大な室内空間で、メインは「神々のエーゲ海」という名の大温泉プール。ジャグジーやバイブラなど随所に仕掛があり、上から水しぶきが飛んできたり、シャボン玉が降ってきたりする。季節ごとに展開するイベント湯としては、スキムミルクや大豆エキスを配合した豆乳風呂、ハロウィンにあわせてカボチャ風呂を開催していた。そのほか、浮遊体験ができる死海風呂などにも人気が集中。幼児向けにおもちゃやボールを備えた湯船もあるが、ほとんどの湯船で幼児は浮き輪を使用することとなる(販売orレンタル)。屋外にはウォータースライダーや洞窟風呂などがあったが、あいにくウォータースライダーは休止中、そのほかは外気温が寒すぎて入っていられなかった。

ユネッサン(箱根町二ノ平)水着のまま館内廊下を歩いていくと、箱根唯一だという25mの温水プールがある。こちらでは月曜日から木曜日までの平日に限り、アクアビクスなどのプログラムを開催しており、無料かつ予約不要で参加できる。そしてその先にあるのは、山の地形をそのまま活かして造られた、露天風呂の「湯〜とぴあ」。ここも水着で利用する。コーヒー風呂には粗挽きネルドリップ、緑茶風呂には地元の足柄茶、ワイン風呂には時期を限定してボージョレヌーボーを使用するこだわりぶり。ほかに酒風呂、炭風呂、岩風呂、滝風呂などがあり、すべてのお湯につかろうと思ったらキリがない。上まで行って戻ってくるときは、散歩風呂という名の歩行浴で。足つぼを刺激し、大人は我慢して下ってくるようだが、子供にとってはただの階段だ。

箱根小涌園ユネッサン箱根小涌園ユネッサン箱根小涌園ユネッサン
上の3枚の写真は2010年9月。ガリガリ君ソーダとテルマエ・ロマエ風呂





森の湯(箱根町二ノ平)裸で利用する「森の湯」は3階廊下を経て直結しており、水着と館内着のまま移動する。森の湯のみの利用もできるため、入口も別に設けられている。フェイスタオルは脱衣所に常備されたものを利用する。レジャー施設の雰囲気であるユネッサンとは対照的に、森の湯は岩風呂をメインとした和風空間で、本格的な温泉施設だ。内湯には、伊豆特産の青石張りで一部にバイブラ湯を設けた湯船、室内全体に檜を使用した湯船。いずれも露天風呂に面して大きく窓をとり、開放的な景色を堪能できる。そして箱根最大だという露天風呂は、上下2段に2つずつの岩風呂で、一部に寝湯やジャグジーを設けている。お湯は循環式ながらかけ流しで、その量も多い。樽風呂も5つあり、うたた寝するならこちらもおすすめ。休日は親子づれで賑わうのだろうが、訪れた日は数少ない客がみんなおじさんという状況。湯船を1つずつ回ったとしても、1つの湯船にじっくりつかったとしても、どちらにしても飽きてしまう。ユネッサンの変わり湯や仕掛を体験したせいだろうか。セット料金、しかも割引券で訪れているので料金感覚は麻痺しているが、単体でしかも正規料金だと割高に感じるかもしれない。

(追記-2012/9/20)
森の湯は10/1にリニューアルオープンするという。リラクゼーションルーム「お休み処」の新設、ほのかに硫黄の香りが漂う「にごり湯」(女性湯のみ)、箱根外輪山が一望できる箱根「陶器風呂」、エステ店舗を新規に1店舗加えてエステ・マッサージ機能を強化するとのこと。



レストランは各所にあり、プールサイドの軽食コーナーからバイキングレストランにいたるまで、店ごとにメニューと雰囲気が異なる。館外の一部施設を除いて水着のまま利用可能だ。無料休憩所はユネッサン、湯〜とぴあ、森の湯に各1ヶ所ずつ。ユネッサン5階のロッカー室近くにある休憩室はリクライニングチェアも備え、退館前の待ち合わせ場所にも最適だ。そして退館の際はフロントまたは自動精算機で利用料金を支払い、ゲートを通過する。エスカレーターで下ると3階がショッピングフロア。ユネッサンで体験した変り種の入浴剤をはじめ、キャラクターグッズ、地域の名物品などが揃う。最後までしっかりと金を使わせよう作戦か(笑)

といったわけで、施設の概略のみに終始してしまったが、遊びつくそうと思ったら1日じゃ物足りないほどの規模と娯楽性を兼ね備えている。今回は日帰り利用で、かつ2度目の訪問だったため、若干セーブ気味に湯めぐりしたにもかかわらず、帰宅後は疲れてぐったり。家族サービスのお父さんのご苦労たるや、推して知るべしといったところだろう。神奈川県民のみならず、遠方にお住まいの方にもぜひ体験していただきたい施設である。

箱根小涌園ユネッサン
箱根小涌園森の湯
源泉/小涌谷温泉(小涌園供給温泉:ナトリウム−塩化物泉)
     ※自然湧水を混合した蒸気造成温泉
住所/足柄下郡箱根町二ノ平1297 [地図
電話/0460-82-4126
交通/箱根登山鉄道箱根湯本駅よりバス約20分「小涌園」停下車
     箱根湯本より国道1号線。宮ノ下より約2.6km
     ※駐車場1,200台分あり。1日1,000円(2時間以内は無料)
料金/ユネッサン(水着ゾーン)大人3,500円、こども1,700円
     森の湯(裸ゾーン)    大人1,800円、こども 900円
     パスポート(ユネッサン&森の湯)大人4,000円、こども2,000円
     ※こどもは3歳〜小学生
     ※館内着、バスタオル、フェイスタオルつき
     ※各種入場割引、コンビニ限定割引はホームページから確認を
時間/ユネッサン9:00〜19:00(11月〜2月は18:00まで)
     森の湯  9:00〜20:00(通年、GWや夏休み期間などは21:00まで)