城ヶ島は三浦半島南端に位置する周囲長約4km、面積0.99k屬両さな島。三浦市街より有料の城ヶ島大橋(全長575m)で渡る。灯台や県立公園などが見どころで、島の東〜南部にはハイキングコースが設けられている。まぐろで有名な三崎港は対岸にあるため、島の北部には漁港的な雰囲気が広がっている。

城ヶ島京急ホテル(三浦市三崎町)長津呂崎
神社神社

城ヶ島京急ホテルは島の西部にあり、灯台を背にした海岸沿いに建っている。名前のとおり、京急系列の観光ホテルである。路線バスの終点(折返し所)の隣にホテルの駐車場があり、海産物や土産物を売る店が軒を連ねる路地を歩いていく。途中の看板に従って道を折れると海岸へと出るが、そこは灘ヶ崎や長津呂崎という名の岩礁地帯。波によって削られた珍しい景色が広がる。断層の割れ目らしき天然の洞窟にはお社があり、天女の羽衣が描かれた鳥居が見事。しかしホテルへの道としてはあまりにも寂しい風景だ。

城ヶ島京急ホテル(三浦市三崎町)「雲母の湯」という名の大浴場は、フロントの斜め後方にある。脱衣所は100円返却式ロッカーか脱衣籠を使用する。L字型に2面がガラス張りの浴室は、遠くに三崎の漁港があるせいか片方の窓は下半分が曇りガラス、もう一方の窓は露天風呂とその先に海を望む。大理石仕上げの湯船は浴室の形に合わせてL字型。かなり広々としている。こちらは水道水を使用しているので、温まる程度にして露天風呂へと移動。

露天スペースには4帖ほどの湯船と、そのわきに足湯が設けられている。西側を向いており、相模湾の雄大な海と眼下には波に侵食された岩場を一望する。晴れた日ならば真正面に富士山が見えるようだ。湯船につかると植栽しか見えないのだが、目の前が開けているので開放感がある。お湯は京急の子会社が提供する海洋深層水を使用しており、油壺の沖合い5km、水深330mから汲み上げているという。循環しているがかけ流しで、舐めてみると苦くてしょっぱい。かなりの塩分を含んでいるようで、身体が軽くて浮いてしまうほど。なめらかさが体にまとわりつく。温度は人肌程度のぬるさ。一度つかると出るのが嫌になってしまうほどだが、あとから入ってきたおじさんは「寒いなぁ。これじゃ風邪ひいちまうよ」と言い残し、早々と去ってしまった。風呂から出たら「シャワーやかけ湯で塩分を洗い流してください」とのこと。もったいない気がするが、あとでベタベタしてしまう。

再び内湯につかると温度差で身体がぽかぽかする。海洋深層水は提供する子会社の業績低迷により、3月いっぱいで利用をやめてしまう。その後も日帰り入浴の営業を続けるようだが、どう変わってしまうのか。玄関先には足湯もあるが、こちらは200円。足湯なのに…?と思う。

城ヶ島京急ホテル
住所/三浦市三崎町城ヶ島693 [地図]
電話/046-881-5151
交通/京浜急行久里浜線三崎口駅よりバス30分「城ヶ島」停徒歩5分
     国道134号線「引橋」交差点より県道26号線経由で城ヶ島大橋を渡る
料金/大人1,000円、小学生500円
     ※ホームページに200円引きの割引クーポンあり
時間/11:00〜18:00、年中無休

城ヶ島大橋は有料(半島→城ヶ島の通行時のみ)
普通車5ナンバー100円、3ナンバー150円。
島民は無料。歩行者・自転車は無料。
また、8:00〜19:00(11/1〜2/28は〜18:00)以外の時間は無料。

三浦市観光案内-城ヶ島散策(三浦市観光協会)