やしま第一健康ランドやしま第一健康ランド

香川県には健康ランドが2つしかない。1つは先日紹介した宇多津町の「四国健康村」(⇒記事)で、もう1つがここ「やしま第一健康ランド」。高松市中心部にほど近く、観光はもちろん商用にも最適な立地だ。東側のなだらかな山は源平合戦や84番札所で知られる屋島で、山のふもとをぐるりと1周する道沿いにある。西側(健康ランドの裏手)には海が広がり、倉庫が建ち並ぶ埠頭や「鬼ヶ島」との別名がある女木島、男木島を眺めるロケーション。ところで、やしま“第一”健康ランドだが、第二はない。念のため。

さて、建物は横に長い2階建で、「オールナイト24」などと書かれたネオンがギラギラと光っている。玄関を入ると正面に広いロビーがあり、右手に大食堂、宴会場、割烹料理屋など。左手には浴室がある。2階にもレストランがあり、どの店も品数は豊富。いちばん遅くまで営業しているのは2階レストランで、ラストオーダーは23:30。食事できる店を市街地でやたらと探し歩くより(大都市のわりには意外と店じまいが早い気が…)、直接こちらを訪れるべきだった。

脱衣所ロッカーの鍵は、下足箱の鍵と引き換え。アロハ上下の館内着とタオル、バスタオルは脱衣所内に用意してある。浴室には湯船とサウナを合わせて11種類。どの湯船も大きく、館内はゆったりとしている。バイブラ湯とジェットバスは健康ランドのみならず温浴施設の基本であるが、何の設備のない白湯があるのはかえって珍しいかも。イベント湯は週替わりで、訪れた日はアロマカモミールという黄緑色の入浴剤だった。漢方薬湯は「麗参湯」という、茶色で透明感のある高麗人参などが配合されたお湯。イベント湯にしても薬湯にしても、においがあまり感じられなかったのがやや物足りない。「たぬきの湯」と名づけられた湯船には古代ヒノキをしつらえており、“屋島のいたずら狸が湯浴みして…”といった伝説が紹介されている。湯船の一部は浅くなっており、寝湯として入浴できる。浴室内にはほかに長さ15mほどの温水プール、水風呂がある。サウナは2ヶ所あり、テレビつきの高温サウナと中温の塩サウナ。

露天風呂は「瀬戸内の湯」と名づけられ、湯船は岩風呂っぽいつくり。塀があるので湯船から直接海を眺めることができないが、ベンチが置いてある裏側のフリースペースは一段高くなっており、そこからなら海を眺めることができる。瀬戸内の海とはいえ都会の海なので絶景とまではいかないが、開放感と満足感は得られるはず。

仮眠室は2階にあり、男女別に分かれており、ほかにマット敷きのムービールームがある。平日だったのでたいして混んではいないのだが、1階のロビー(1段低くなっている部分がある)に毛布を敷いて寝る人も多数いた。あらためて館内を見渡すと、四国健康ランドより若い人が多い。高松市街地にほど近い屋島という立地、明るく広々とした館内、しかもプールまである。夏場などは家族づれで賑わうのではないだろうか。最後に、訪れたのがたまたま「風呂の日」だったため、入館料で840円得したことを記しておきたい。風呂に入って一晩泊まって2,050円。安くて文句のつけようがない。

やしま第一健康ランド
住所/高松市屋島西町2274-5 [地図
電話/087-841-1126
交通/JR高松駅・琴電高松築港駅よりバス20分「健康ランド」停下車
     高松中心部より瀬戸大橋通り。屋島西町交差点を北へ約1.6km
料金/大人1,890円、小人945円(6歳〜12歳未満)・630円(6歳未満)
     深夜割増1,000円(深夜2:00〜5:00)
     2時間コース735円(深夜料金なし)
時間/24時間、年中無休
     ※0:00までに入館→10:00チェックアウト
      0:00〜5:00に入館→12:00チェックアウト

【サービスデー】
風呂の日   :入館料1,050円(毎月6日・11日・22日・26日)
レディースデー:女性に限り入館料1,050円(毎月第3月・火曜日)
シルバーデー :60歳以上は入館料1,050円(毎週水曜日)
キッズデー  :小学生以下は入館料無料(毎月第1日曜日)

高松観光情報(高松市観光課)

やしま第一健康ランド琴電バス「健康ランド前」下車。