相模原市内にはキャンプ座間など3つの米軍施設が点在し、その総面積は横浜スタジアム170個分だという(東京ドームで換算しなかったことに好感が持てる)。とくにJR相模原駅から矢部駅にかけての横浜線北側一帯には、相模原総合補給廠が広大な敷地を有している。市中心部という立地ゆえ、まちづくりの障害となっていることは明白で、現実として小田急多摩線の相模原延伸の時期はなかなか具体化しない。一刻も早い整理縮小、できることなら完全撤退を願いたい。

相模浴場(相模原市中央区矢部)前置きが長くなったが、今回訪れたのは総合補給廠西門より約350mほどのところにある相模浴場。西門より市役所方面へとつづく通りは「グリーンプラザさがみはら」と名付けられているが、西門通りと言ったほうが通じるだろう。青々とした並木道であったが、これらはすべて桜の樹。西門から相模原高校入口まで1.6kmに渡って、300本のソメイヨシノが整備されている(ベストシーズンは3月下旬〜4月上旬)。そんな西門通りには個人商店などが軒をつらねており、その一画に相模浴場はある。

相模浴場(相模原市中央区矢部)コインランドリーを併設した普通の銭湯といった外観だが、店頭には電飾看板とLED電光看板を掲げ、営業熱心な感じはする。玄関より自動ドアで室内へと入ると、通りに面した側がロビーになっており、数人の客がソファで寛ぎ、静かにテレビを見ていた。中央にはフロントがあり、その両脇に男湯と女湯の暖簾がかかっている。脱衣所には低い棚が壁際と真ん中に置かれ、ほか一方には常連さん専用の棚。そして洗面台と体重計と灰皿とジュースの自販機。意外と狭い。

相模浴場(相模原市中央区矢部)浴室にはカランが7、6+6の配列ですべてに固定式シャワーつき。立ちシャワーも2つある。湯船はL字型で、日替わり入浴剤の薬湯、座湯ジャグジー(2人分)、寝湯ジャグジー(2人分)、バイブラ湯、水風呂に分かれている。いずれも2帖ほどの大きさか。地下水を利用しているのだという。訪れたのは土曜日だったので、薬湯は紫色のラベンダー&カモミール。日曜日は豆乳、火曜日は抹茶、水曜日は温浴素じっこう、木曜日はローズヒップビタミンと決まっており、ホームページでは入浴効果も紹介されている。これを見るといちばん普通の日だったなぁと思ったが、豆乳や抹茶などまるで箱根のユネッサンのようだ。別途料金でサウナも完備。

湯船側の壁にはスカイブルーの背景に大輪の向日葵が描かれており、かなりド派手。細かいタイルを貼り合わせており、間近で見るとまるでちぎり絵のようだ。女湯に描かれているのはアジサイ。こちらもスカイブルーの背景に虹まで描かれ、かなりド派手な図案だ。

土曜日だったからか入れ替わり立ち代わり常時10人くらいで、まずまずの混み具合。これだけ客が集まると常連さんの賑やかな話し声が聞こえてきそうだが、みな淡々と身体を洗ったり、湯につかったりしていた。

相模浴場(神奈川県浴場組合)

相模浴場
住所/相模原市中央区矢部1-4-15 [地図
電話/042-752-7264
交通/JR横浜線相模原駅または矢部駅よりいずれも徒歩10分
     国道16号線「相模原署」交差点より西門方面へ約100m
     ※敷地裏側に無料駐車場10台分あり
料金/大人450円、中学生350円(学生証提示)、小学生180円、未就学児80円
     サウナは別途200円
時間/15:00〜23:00、毎週月曜日定休(祝日の場合は翌日定休)