埋没鳥居桜島の東側・黒神地区に「埋没鳥居」という、噴火によって埋まってしまった鳥居がある。桜島はもともとは島であったが、大正3年の大噴火によって大隈半島と陸続きになった。その際、流れ出た溶岩によって有村、黒神などの集落は埋没し、死者58名、負傷者112名、焼失家屋2268戸の被害が生じたという。高さ3mあった原五社神社の鳥居は2mが埋没。噴火の脅威を後世に遺すため、当時の状態をとどめている。

大隈半島側から見た桜島というわけで陸続きになった大隈半島・垂水市へと移動。遠くから見た桜島。この日は晴れていたけど空が霞んでいた。




道の駅たるみず道の駅たるみずには日帰り温泉施設「湯っ足り館」を併設。ラドン含有量は通常の約34倍ということで「ラドン温泉」だというが、泉質でいうなら単純硫黄泉。この場合の“通常”という基準がよくわからない。浴室は1階と2階が男女日替わり。それぞれのフロアに内湯、露天風呂、サウナつき。

道の駅たるみず全長60mあるという足湯は無料で利用できる。日本一長い足湯であるそうだ。泉質、営業時間は「湯っ足り館」と同じ。玉石が埋められており、足つぼマッサージにもいい感じ。正面に錦江湾、左手に桜島を望む絶好のロケーションだ。


道の駅たるみず 湯っ足り館・足湯
源泉/垂水温泉(単純硫黄泉)
住所/鹿児島県垂水市牛根麓1038-1 [地図
電話/0994-34-2237
交通/国道220号線沿い。「桜島口」交差点より車で約6分
料金/大人330円、子供180円。家族風呂1,000円(1時間)
     ※毎月第4水曜日は「湯っ足りの日」大人100円、子供50円
時間/10:00〜21:00

国土交通省九州地方整備局鹿児島国道事務所によるホームページ