ファミリーアイランドさくらゆ(横浜市瀬谷区三ツ境)相鉄線三ツ境駅を南口で降りると、すぐ目の前には駅前商店街がある。立派な駅とは対照的に、個人商店とチェーン店の居酒屋が軒を連ねる商店街はのどかな雰囲気。ゆるやかな坂を下り切ったところに「ファミリーアイランドさくらゆ」がある。ここまで歩いて3分程度。いわゆるビル型銭湯で、夜になると入口を飾るネオン管がギラギラと派手に灯る。3段式の駐車場もあるので車で訪れる客も意外と多い。

ファミリーアイランドさくらゆ自販機でチケットを購入するのだが、自販機は2台並んでおり、1台は入浴用、もう1台は食事用。ロビーのわきには小さいけれど食事コーナーもある。入浴は下駄箱の鍵と引き換えで、ロッカーの鍵をもらう。銭湯にしては脱衣場は広めだ。

浴室も広く、手前の洗い場には26のカランと立ちシャワーが2つ。奥に大きな湯船があって、ボディジェット、寝湯ジャグジー(2人分)、電気風呂、ハイパワージェット(2人分)が仕切られている。隣り合ってもう1つ湯船があり、こちらには「薬湯」「ラジウム温泉」との表示あり。ワインレッドをしたお湯だが、温浴素じっこうの入浴剤を使っているようだ。サウナは別途料金(300円)で、銭湯特有の引っ掛け鍵で開けるシステム。今回は利用しなかったが、テレビもあるし、銭湯のわりには広めである様子。サウナ利用者にはタオルとバスタオル付き。ほかに水風呂もある。

ファミリーアイランドさくらゆ(横浜市瀬谷区三ツ境)露天風呂は「超音波流水風呂」といい、生活習慣の改善やコレステロールの低下に効果が期待できるという。ボタンを押してみると、円形の湯船の中にはお湯の流れができ、時計回りにグルグルと5分間回る。流れは意外と圧力があるので、つかまっていないとならない。というより腹筋などを鍛える効果を狙っているのか。高い塀に囲まれて景色はまったくないが、ベンチもあるので涼むのにはちょうど良い。

瀬谷区には橋戸に湯楽の里横浜瀬谷店、目黒町にゆめみ処ここち湯瀬谷店があるが、さくらゆも「ミニスーパー銭湯」としてじゅうぶんな魅力を持っている。とくに、さくらゆでは脱衣場にて携帯電話で怒鳴り散らす人、浴室には背中に素敵なイラストを背負った人など、銭湯によくありがちな光景も。さながら郊外の下町といったところか。

ファミリーアイランドさくらゆ(神奈川県浴場組合)
ファミリーアイランドさくらゆ(横浜市浴場組合)

ファミリーアイランドさくらゆ
住所/横浜市瀬谷区三ツ境12-10 [地図
電話/045-391-0034
交通/相鉄線三ツ境駅より徒歩3分
     厚木街道(県道40号線)三ツ境駅南口より約160m
     ※無料駐車場25台分あり(3ナンバー注意)
料金/大人450円、中人180円、小人80円
     サウナは別途300円
時間/14:00〜23:30、毎週水曜日定休

(追記-2012/8/25)
全体的に書き直しました。
かつては露天風呂が喫煙所も兼ねており、ここに灰皿もあった。濡れた身体でどうやって一服すればよいのやら…と見ていると、禁煙であるはずの脱衣所でタバコに火を点け、そのまま浴室を素通りし、そのまま露天風呂に直行。禁煙条例が施行された現在はもちろんタバコはNG。おおらかな時代の話である(といっても5年前)。