ニューかめりあ釜山から博多へは「ニューかめりあ」を利用した。

このフェリーは釜山を夜出航し、博多には朝到着する。寝ている間に移動でき、料金は2等ならば片道9,000円と安い。釜山に来るときに乗った「ビートル」も便利なのだが、のんびりとした船旅も悪くはない。



釜山国際旅客ターミナルニューかめりあは国際旅客ターミナルから毎日20時に出航する。乗船手続きは90分前までに済ませる必要があり、19時には乗船が始まる。こう書くと慌しいような感じもするが、実際はのんびりしたもので、とくに出国の際の緊張感などまったくない。




ニューかめりあ2等室乗船してからは、まず自分の客室へ。2等室といえどもホールの雑魚寝ではなく、セミプライベート的な感覚の11人部屋。マットを広げると1mほどの幅だが、枕元で仕切られ、頭上の棚に荷物が置けるようになっている。小さなテレビが1台、そしてカーテンで仕切った更衣空間もある。ここを4人で使用。

部屋に荷物を置き、エントランスロビーへ。テレビでは韓国野球の中継をやっていたのだが、韓国のおばちゃんたちがソファを占拠。レストランも団体客の予約が真っ先に入っていたし、どうやら九州へのツアー客が多いようだ。若い人たち(やっぱり韓国人)はカラオケルームで騒ぎ、免税なのをいいことにビールを飲み続けている。ちなみにタバコはマルボロが1箱170円。日本では150円も税金を納めていることになるのか…。

船内の夕食船内の夕食2








レストランは和食、韓国料理、洋食がある。韓国料理も食べおさめということで、カルビクッパ定食、しじみのスープの定食。韓国人に人気なのはやっぱりビビンバ定食。

大浴場は海を眺めながらの展望風呂。釜山で温泉施設を訪れた際は浴室内にナイロンタオルが置いてあったが、やはりそれが当たり前だと思っているのか、タオルを持たずに出入りする人が多い。当然だが出入口はびしょ濡れだし、しかもなぜか開けっ放しだったりする。日韓の文化の違いをあらためて感じるのだが、九州へツアーに訪れる韓国人たちがどこに泊まるかは知らないが、ホテルや旅館の迷惑にならないか心配だ。

船が出航したのは22:15頃だった。20時出発というのは「出国審査終了時間」のことであって、貨物の搬入などをずっと行っていたのであろう。ひと通りやることを済ませると船の旅は暇なので、寝るしかない。到着は翌朝7:30ということになっているが、これは「出国審査開始時間」=下船時間。5:30頃には博多港に入港しているので、実際は約7時間の船旅ということになる。大きなフェリーだし、天候が良かったためか揺れをまったく感じることはなく、快適な船旅だった。

ニューかめりあ
◆運航スケジュール:毎日運航
  釜山20:00→博多07:30(翌日)
 博多12:30→釜山18:00(当日)
◆旅客運賃
  2等:片道9,000円、往復17,100円、学割片道7,200円
 ※特等、1等など運賃の詳細はホームページ

旅客定員:522名
総トン数:19,961トン
長  さ:170m
幅   :24m