広沢寺温泉玉翠楼厚木市内には温泉場がいくつか点在しているのだが、広沢寺温泉もその1つ。七沢温泉にほど近く、曹洞宗広沢寺の門前にある一軒宿だ。駐車場はバスの転回所と敷地を共有しており、バスを降りたら目の前が旅館。交通便は良さそうに感じるが、バスは1日に平日2本、休日4本という少なさ。大通り(伊勢原津久井線)の「広沢寺温泉入口」停だとバスの便数も多いので、そこから七沢川に沿って歩いて訪れるのが賢明。

広沢寺温泉玉翠楼の中庭雰囲気のある和風旅館。平日の昼時なのに駐車場には常に3〜4台停まっていて、みんな日帰り入浴で訪れている。入浴料は1,000円だが、次回は半額となるサービス券をくれるのでリピーターは多いのかもしれない。宿泊を目的とする旅館に温泉だけ入らせてもらうというのはどうも恐縮してしまうのだが、ここなら気軽に立ち寄れる。軽食や昼食プランもあり、名物の猪鍋や川魚を味わうことができる。

広沢寺温泉玉翠楼の露天風呂(不動の湯)日帰り温泉の客が利用できるのは露天風呂のみ。日本庭園の中庭を通って男湯は「不動の湯」(渓流岩風呂)、女湯は「弁天の湯」(漆塗総檜風呂)。引き戸を開けるといきなり露天風呂。その脇に小さな脱衣所がある。丹沢の渓流をイメージしたという風呂は、木々に囲まれ野趣溢れる雰囲気。ゆったりとしていてとてもリラックスできるのだが、唯一の難点はカーポートみたいな屋根がせり出していること。

お湯はこの地域特有の強アルカリ性で、pH値は10.3(pH7が中性)。石鹸水と同じような値なので、美肌効果を実感できる。「美男風呂」と書いてあるのはそのため。

館内には旅行番組などで訪れた芸能人のサイン色紙が飾ってあるのだが、山奥の一軒宿にしては数多い。そのなかには横浜ベイスターズのコーチ陣の色紙もあった。彼らも渋いところで忘年会をするのだなぁと思うとほほえましい。

広沢寺温泉玉翠楼
源泉/広沢寺温泉(単純温泉)
住所/厚木市七沢2607 [地図
電話/046-248-0011
交通/小田急線本厚木駅(バスセンター)からバス39分・「広沢寺温泉」停下車すぐ
     小田急線本厚木駅(バスセンター)からバス25分「広沢寺温泉入口」停徒歩14分
     小田急線伊勢原駅北口からバス26分「広沢寺温泉入口」停徒歩14分
     県道64号線(伊勢原津久井線)で黄金井酒造を通過。中沢橋で左折し約1km。
料金/(日帰り入浴:1時間)大人1,000円、小学生700円、幼児500円
     (日帰り入浴+休憩:2時間)大人1,500円、小学生1,000円、幼児700円
時間/(平日)11:00〜16:00
     (休日)11:00〜17:00、年中無休