サウナジャンボ(名古屋市南区柴田町)名古屋にはウェルビーを筆頭に名店が数あれど、あえてのサウナジャンボ。総合レジャービルとしての期待感もありつつ、名鉄柴田駅前という立地の良さ。語られない魅力や発見があるかもしれない。そもそも柴田町は南区のいちばん南に位置し、駅前は小規模ながらも歓楽街として知られているようだ。また、近隣には大同特殊鋼、東レ、新日鐵住金などが大工場を構えており、サウナの需要はあるはず。

サウナジャンボ(名古屋市南区柴田町)こういうサウナは夜遅く訪ねるのが正解なのだろう。朝の駅前は閑散とし、1階のパチンコ店も開店前とあって、ビル全体がひっそりとしている。エレベーターにも乗れず、階段で2階へ。がらーんとして、掃除の真っ最中という、入りづらさこの上ないシチュエーション。券売機でチケットを購入し、ロッカーキーとフェイスタオルを貰う。そして、エレベーターで5階へ。

サウナジャンボ(名古屋市南区柴田町)柄物のカーペットといい、ステンドグラスといい、館内は懐かしい感じが漂う。浴室も古びた印象は拭えず、朝の爽やかな時間帯なのに、なぜだか侘しい気持ちにさせられる。

サウナ室には「本場フィンランドのサウナを忠実に再現しました」云々との説明もあったが、ドラム缶のようなストーブにL字2段のベンチを設け、思いっきりジャパニーズ仕様。100℃のカラカラ空間のわりに熱さはイマイチ。とはいえ、クラシックスタイルと思えば悪くない。サウナに12分計はつきものだが、この店は6分計。長針は1周6分、短針は1周60分。

サウナジャンボ(名古屋市南区柴田町)水風呂は20℃超とぬるく困ったものだが、この湯船がいちばん大きく、まさにサウナ店ならでは。ほかに高温の湯船が2つあって、うち片方は檜風呂。打たせ湯かと思ったら水が出てくるし、ゆとりある広さなのに椅子はたったの2つ。昨今のサウナブームに便乗し、若者を呼ぼうなどという下心はまったくない。

4階は休憩室、食堂、ゲームコーナーを兼ねた喫煙所。朝食営業中だったので立ち寄ってみたが、納豆定食を注文したら、納豆しか出てこず、ご飯やみそ汁はセルフスタイル。地方のスナックで食事をしているような感覚に陥る。

サウナジャンボ(名古屋市南区柴田町)リクライニングの休憩室では、どういうわけだか朝から爆睡している人もちらほら。3階は全100室のカプセルホテルで、「カプセルin柴田」と名前も異なる。1泊2,500円、なおかつ1か月58,000円(駐車場10,000円)の月極の料金設定も。というわけで安さが取り柄。サウナや水風呂のスペックではなく、施設全体の魅力を語りたい。気ままにぐうたら過ごしたい人にはうってつけだ。

サウナジャンボ ※男性専用
住所/愛知県名古屋市南区柴田町5-1 [地図]
電話/052-611-6632
交通/名鉄常滑線柴田駅より徒歩1分
料金/フリー1,000円(5:00〜24:00)
     ※深夜追加料金1,000円(24:00〜5:00)
時間/24時間、年中無休