薬師湯(東京都墨田区向島)先日ご紹介した長沼三兄弟の長男、スカイツリーお膝元の薬師湯へ。OFR48のライブを開催したり、歌舞伎町のサウナイベントにご主人が登壇したりと、銭湯とスーパーの垣根を越えて営業にも熱心。そもそも銭湯とスーパー銭湯なんて建物や営業の規模の違いでしかないが、薬師湯を訪ねてみたら、わりと普通の(多くの人が想像する)銭湯のサイズ感。

薬師湯(東京都墨田区向島)サウナは別途200円で、フェイスタオルが利用客の証。バスタオルを使いたい人は50円のレンタルセットを。ついでに言えばシャンプーやボディーソープは浴室に備え付け。なんと良心的なことか。

浴室にはジャグジーとバイブラ湯の2つの湯船。百種の日替わり湯をキャッチコピーにしているだけあって、多種多様な入浴剤を、ときにはブレンドして毎日替えている。この日は「すみだ川風の湯」。瓦版を遡っていくと、わけがわからないのは「熱湯パワフルフロ野球」で、横浜大洋深層水が優勝したという話。

薬師湯(東京都墨田区向島)サウナはこじんまりとしたものだが、これぞ銭湯らしさ。遠赤ヒーターで温度計は100℃きっかりを指している。ベンチや壁の板もきれいで好感度高し。適当に積まれたバスタオルを敷いて使うらしく、しかし回収ボックスなど無かったから、使用後は邪魔にならないよう床にポイ。これが正解なのかわからないが、初めて訪ねる銭湯では粗相がないよう他の客を観察してしまう。水風呂は増築したような付け足し部分にあって、奥行き広々。実際よりも冷たく感じる打たせ水の仕掛けも憎い。地下80mより汲み上げた地下水を使用しているという。

薬師湯(東京都墨田区向島)フロントでは駄菓子を販売したり、ロビーにはアーケードゲーム機があったりと、懐かしさ、下町らしさがよい。テレビを観ながらソファでの寛ぎは、まるで親戚の家のリビング。薬師湯を出ると、真正面には天高くそびえるスカイツリー。こんなに近くにありながらも、駅裏の雰囲気。地元客でだいぶ賑わっていたが、観光客、とくに外国人にも東京銭湯を体験してもらいたい。



薬師湯
住所/東京都墨田区向島3-46-5 [地図]
電話/03-3622-1545
交通/東武スカイツリーラインとうきょうスカイツリー駅より徒歩2分
     地下鉄半蔵門線押上駅より徒歩8分
料金/大人460円、中学生360円、小学生180円、幼児80円
     サウナは別途200円
時間/15:30〜26:00、毎週水曜日定休