富士山天母の湯(静岡県富士宮市山宮)時折り小雨の降る曇天だけど、富士山天母の湯へ。おまけに日も暮れ始め。富士山の方角に走っているのかすらわからなかったが、カーナビの地図には天母山と書いてある。天母と書いて「あんも」と読み、近隣の小学生が遠足で登ったり、春は花見のスポットらしい。民家などなく、鬱蒼とした山道の先にはごみ焼却場と霊園と、富士山天母の湯。いかにも市の外れといったロケーション。

富士山天母の湯(静岡県富士宮市山宮)料金体系は1時間、3時間、1日と分かれているが、さすがに1日は持て余しそう。大広間でだらだら休憩しなければ1時間でじゅうぶんかも。券売機でチケットを購入し、下足箱の鍵とともにフロントに提示。小さな札を貰うが、これは引き換えの証。脱衣所のロッカーは好きな個所を使う。浴室への通路には幟を掲げて賑やかさを演出しているが、大広間はがらーんと客1人。きっと休日は賑わうのだろう。

内風呂はバイブラとジャグジーを備えた広々としたもの。しかしここの名物は薬湯の露天風呂。14種類の生薬を配合し、独特のにおいと緑色にくすんだ感じは、いかにも効きそう。「温浴の華」という浴剤は地元静岡県で有名らしく、製造元の荷居屋は貞享元年(1684年)創業の老舗。それはさておき、開放感ある眺めは晴天ならなお素晴らしいだろうなと。富士山とは逆方向の、駿河湾を見渡す景色。

さて、トロンサウナという謎のワードをご存知ならサウナ通。東京なら大森のサウナみづほにもあるが、遠赤外線サウナとトロン浴素が合体したもので、50℃前後と低温ながらも10分もすればしっかり発汗。直前に薬湯に入ったから?よくわからないけどトロン効果だと信じたい。水風呂はおろか、露天にベンチ1つもないのは困ったものだが、たまにはこういう変わり種サウナも面白い。

富士山天母の湯(静岡県富士宮市山宮)

富士山天母の湯
住所/静岡県富士宮市山宮3670-1 [地図]
電話/0544-58-8851
交通/国道139号線「登山道入口」交差点より約6.5km
     ※無料駐車場54台分あり
料金/1時間券:大人410円、子ども200円
     3時間券:大人720円、子ども360円
     1日券:大人1,020円、子ども510円
時間/10:00〜20:00(7月〜8月は21:00まで)
     毎週月曜日定休(祝日の場合は翌日)、年末年始