丸屋玉ノ湯(愛知県東海市元浜町)名古屋市の南となり、知多半島の付け根に位置する東海市。「東海地方を代表するスケールの大きい名である」ことなどから市名に選ばれたという。臨海部には新日鐵住金や大同特殊鋼などが工場を構え、鉄鋼の街として名をはせる。東海市民の憩いの湯といえば、丸屋玉ノ湯。典型的なスーパー銭湯の佇まいとサイズ感。庭に鯉が泳ぐ和風テイスト。

3A48B52C-E9E5-43EE-8080-EC551A293C94スーパー銭湯でも朝の開店前には行列ができたりするが、この店は朝得もあるから尚更か。雨模様なのも、スーパー銭湯が混み合う要因。平日なのに館内では外部業者の催事が行われ、ドコモショップによるスマホ教室の告知も。日頃から高い集客力を誇っていると見た。とはいえ、浴室はよくあるスーパー銭湯の雰囲気。オープン15周年と知れば納得だが、その割にはきれい。洗い場の鏡に近隣企業の広告を添えているあたり、銭湯の懐かしさも。室内には温泉を使用した湯船のほか、ジャグジーや電気風呂など。

タワーサウナは広々約50名収容。迷いなく最上段と決めているが、7段もあると階段を上っているよう。遠赤ヒーターで100℃を超えるセッティングも意外と珍しく、昼間の客の大半は下段に集中。その方がテレビが近いし。水風呂17℃も合格点。

丸屋玉ノ湯(愛知県東海市元浜町)

温泉を楽しむなら露天風呂。和の趣を感じさせる庭園風。「100坪の敷地に広がる東海地区最大級」が謳い文句だが、東海地方ではなく、東海地区と言っているから誇張ではない。壺湯や寝湯もあるが、ここに来たなら源泉かけ流しを堪能したい。ちなみに源泉は地下800mから湧出し、その量は毎分140リットル。小さな湯船は上手に使っているからこそ。テレビを観ながらの炭酸泉もよいが、遠征の風呂めぐりでちょっと湯疲れ。

丸屋玉ノ湯(愛知県東海市元浜町)プラス500円の「満喫プラン」は後から知ったが、岩盤浴とロウリュサウナ(セルフロウリュ可)を満喫するほどの余力もなく。休憩所はあまり広くないが、漫画2,300冊(微妙でリアルな数字)やキッズコーナーも。セルフ方式の食事処は、その名もずばり本家さぬきや。外部委託とはいえ、たいていは「丸屋亭」とか「玉ノ湯庵」といった母店に即した名前を付けるものだが。気取った雰囲気でないから利用しやすく、地域に支持されているのだろう。

丸屋玉ノ湯
源泉/天然温泉 丸屋玉ノ湯(ナトリウム−塩化物泉)
住所/愛知県東海市元浜町12-7 [地図]
電話/0562-39-4126
交通/名鉄常滑線尾張横須賀駅より徒歩8分
     国道247号(西知多産業道路)横須賀ICより約1.5km
     ※無料駐車場190台分あり
料金/大人750円、シルバー700円、小人300円、幼児100円
     ※シルバーは60歳以上、小人は12歳未満、幼児は3歳〜6歳
     ※朝得550円(9:00〜10:00)、夜得350円(22:30〜24:00)
     ※満喫プランは別途500円
時間/9:00〜24:00、毎月第1火曜日定休(1月・5月・8月は除く)