岩科学校西伊豆の松崎町岩科地区には国指定重要文化財・岩科学校がある。日本の伝統的木造工法に西洋建築の意匠や工法を取り入れた擬洋風建築で、明治13年に竣工。伊豆地区最古の小学校である。平成4年に改修工事が施され、開校当時の姿で保存されている。




岩科学校2設置されている看板によると…
「岩科学校は、明治13年(1880)に建てられた初期の洋風建築である。
明治維新を迎え、この地域の人々は「村おこし」の為、まず初等教育の充実を目指し、住民自ら資材を搬出して総工費2,630円66銭の内4割余りを寄付し完成、会津藩士山口磐山を招いて人材育成に努めた。
格調ある意匠とともに郷土の先党者たちにいま改めて敬意を表したい。」

道の駅「花の三聖苑」に移築保存されている大沢学舎といい、松崎町はむかしから教育熱心だし、歴史的建築物の保存にも熱心である。


岩科学校(校長室)岩科学校(教室)校内には校長室や教室が再現されているほか、岩科学校の歴史的史料やむかしの松崎町の写真などが展示されている。



岩科学校(国指定重要文化財)
住所/静岡県賀茂郡松崎町岩科北側442 [地図
電話/0558-42-2675
料金/大人300円、中学生以下無料
時間/9:00〜17:00、年中無休