SR×F(平塚)平塚球場でシーレックス×日ハム。まずは友の会に入会。「システムはご存知ですか?」との問いに、「先週聞きました」と答えると、「あ、そうでしたね」とおねえさん苦笑い。会員証はチケットホルダーつきで、提示すると200円引きになる。そして1試合分の無料招待券と引き換えになる。すごくお得なシステムだ。

さて、今日の先発は4年目の吉川(#12)。がっちりとしていて勝気な性格に見えるのだが、いかんせん制球が悪い。だけどなんだか憎めなくて、しかも今季初先発ということで期待していたのだが…。

球場入りしたときには2回表を終了し、すでに2点のビハインド。だけどその裏には打撃絶好調の北川から始まり、打者一巡の攻撃で1点勝ち越し。そんな野手陣に恩返しできないのが吉川で、次の回なんて死球で出したランナーにパスボールで進塁され、センターフライ。タッチアップでランナー3塁へ。サードの呉本がボールをこぼしたのを吉川が気づかず、あわててホームへ送球するもクロスプレーでセーフ。お粗末としか言いようがない。結局、吉川は5回5失点で降板。

2番手はハムから里帰りの横山(1回)。3番手は岡本(1回1/3)。彼らはまあまあ。4番手は堤内(1/3)。そして5番手は佐久本。ここにきて細かく継投させる意味がわからないが、佐久本は満塁にした挙句に暴投とタイムリーで3失点。

稲嶺茂夫#389回のマウンドは稲嶺(←写真)。彼もまたなぜか気になる存在。今年からひげを生やしワイルドな風貌になった。左のワンポイントという役割が板についてきたのか、打者1人を打ち取って降板。実績を積んで佐久本や山北に代わる存在としてベイで投げるところを見てみたい。

そして7番手は後藤。あっという間に満塁にし暴投。四球。また四球で押し出し。そしてタイムリーで計5失点。「金払って見に来てるんだぞ!」というヤジが飛んだが、まさにその通り。こんなの野球じゃないぞ。

そんなわけで5-13という大敗。今日もセンター方向から冷たい風が吹き、おまけに試合も寒かった。前回の平塚ではボール欲しさからイニング終了ごとに子供たちがベンチ前に群がっていたが、今回は投げ入れなし。そして今日もファールボールは没収。子供たちは退屈だろうけど、だったらさっさと帰ればよい。今日の観客562人。新たにチームスタッフに加わった若いお兄さんは、マイクを手に「今日もたくさん集まっていただきました!」って言うけど、実際こんなもんですよ。先週より少ないし。